第4回MOA美と健康を考える食セミ
日 時:11月15日(水)10:00〜13:40 ベテラン主婦も真剣に参加
場 所:池上コミュニティセンター(調理室) (落ち着きと迫力がハンパない!!)
参加者:食担当者4名他8名
講 師:天野氏
(セミナー内容の概要)
司会進行:杉澤
1 出し汁セミナー:三好
・状況に応じて皆で試飲をして、刻々と変化する味を確かめた。
2 おむすびセミナー(おむすび、具沢山味噌汁、小松菜のごま和え)
二人組で、おむすびを自分の分と相手の分(美味しくなれと思いを込めて)をむすんで味を比較する。(米はM販提供の栃木産「しあわせ」を使用)
具だくさん味噌汁は、材料の根菜の野菜は蒸かして器に入れておき、油揚げとしめじは予め出し汁にしたしておく、出し汁の味を損なわないための工夫。
(試食の感想)
・おむすびは皆、相手がむすんだ方が美味しかったという結果になった。
・野菜を予め蒸す方法は初めてなので、これからやってみようと思う、お米も美味しかった。
・おむすび(思いを込めて)家族にもやっていこうと思う。野菜を蒸すと甘みが増すと思った。
・ご飯の美味しさ、焼き塩の作り方学べた。 ↓愛情込めて❤
・これから先、お年寄りをお呼びして、コミュニティを図り、これからも町づくりを続けて行こうと思う。
・出汁を良くとると、味噌が少なくても、具沢山味噌汁が美味しい。
・幸せで感謝。
・具合が悪いし、食欲は無かったのに美味しくいただいた。
・蒸した野菜を冷蔵庫に入れておいて、使うという方法も出来る?
・皆で楽しい時間を過ごせた。
・味噌汁を煮過ぎちゃうので、野菜を蒸すとそれぞれの味が独立して、ひと手間かけると違うと思った。毎回はムリでもたまには試したい。
・一つ一つの野菜が喜んでいるのでは、と思った。
・実習の際に体験しながら学ぶと、食に関する情報などがより理解しやすく生きた学びとして、有意義に思う。
・自然農法の野菜は土が付いていても安全だし、(土が付いている材料でドレッシングを作っているシェフもいる)軽く落として、蒸す方法が良い。
・普通出汁は3ℓだが、2番出汁をとらない場合は4ℓでとる。
3 食セミナー:天野氏 今度は大人バージョンでお願いしました(^^♪
有機農業を始めた動機は、相手の人に喜んでもらうため。工具の販売員をしていた時、 相談を受け助言をすると、感謝され嬉しく充実感があった。
自分で作ったものを売った方がもっと喜ばれると思い、母が家庭菜園していたこともあり、
無農薬当たり前で、農業でより良い物をと、農園で研修を受け、始めた。しかし、逗子には畑が無いし、農業委員会もない。近隣にもないので、知人に紹介してもらったが、初めから良い所ばかりではない、葦が茂ってたり、自分で鍬を使って掘り起こし、1年やって近所の人に買ってもらっている。
種類は多くないし、出来の悪い野菜を持って行くときは辛いが、直接食べてくれる人
や有機農業の支援者は、優しい人や良い人が多いので、そういう人達に助けられてやれ
ている。早く自信を持って提供できる事を願っている。
最初は、美味しい野菜を食べて健康になってもらいたいと、畑の状況を伝えることに
よって体と心の健康を願って始めたが、地元に根をはり輪にして広げたい。
人が減り農業をやる人がいないので、耕作放棄で土地が荒れ、心がすさみ不法投棄と
か良いことがないので、先行き援農や綺麗に整備したり、土地の維持管理の出来るグル
ープが出来ることを願っている。
土地を借りている老夫婦の畑も人手不足で荒れてくる、これからその様な地域が、横
須賀でも増えてくると思う。
地主のおばあさんが、「家の周りが荒れていくのは、人が住んでいないみたいでいやだ
ね」と言ったのが心に残っている。
これからお役に立つことを考えて、支援者が増えることを願っている。
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